55−2 熱烈片想い
カロル : 「ユーリ、ヘンなのに好かれたよね・・・・・・」
ユーリ : 「ったく、そろそろいい加減にして欲しいぜ」
レイヴン : 「どうやら奴さんの一方的な片想いみたいね〜」
: 「あら、戦闘狂同士お似合いだと思うんだけど」
ユーリ : 「勘弁してくれよ。オレ、さすがにあんなんじゃないぜ」
: 「それもそうね。ユーリがあれになるのだけは私もご遠慮願いたいわ」
リタ : 「あんたが最初に言い出したんじゃないの」
: 「まあまあ、固いこと言わないの」
ジュディス : 「何にせよ、もうお相手したくない輩ではあるわね」
: 「あ!、いいこと思いついた!」
ジュディス : 「何かしら?」
: 「ザギをダンボールに詰めてガムテープでぎちぎちに固めた後、海に流す」
レイヴン : 「ちゃん・・・・・・お願いだから涼しい顔して怖いこと言わないで」
: 「えー、だってそうでもしないとまた来そうじゃない?」
カロル : 「というか、それでも普通に来ると思う・・・・・・」
: 「ま、そのときはユーリが頑張るということで」
ユーリ : 「結局オレかよ!!」
56−1 根性無しは
カロル : 「そういえば、二人の方が先につくなんて、一体どんな魔法使ったの?」
: 「んー。空間転移の術よ」
カロル : 「空間転移?」
: 「自分の行きたいと思った場所に瞬時に移動できるっていう術ね」
カロル : 「ええ!?そんな便利なのがあるのに何で今まで使わなかったの?!」
: 「もともと、これは一人用なのよ。それに知らない場所にはいけないし」
: 「利便性があるとは言い難いわね」
カロル : 「それでも十分凄いと思うけど・・・・・・」
: 「なんならカロル、試してみる?」
カロル : 「え!?」
: 「大人数だとどうなるかわかんないけど♪」
レイヴン : 「そうよ〜。ちゃん、あの時あんな物騒なこと言うから、おっさん気が気じゃなかったわ」
: 「あら、失敗しても異次元に飛ばされるだけだし大丈夫よ」
カロル : 「・・・・・・それのどこが大丈夫なの!?」
リタ : 「転移・・・・・・異次元・・・・・・。ちょっと、もっと詳しく話しなさい!」
ジュディス : 「リタの研究心に火がついちゃったみたいね」
ユーリ : 「おいおい・・・・・・。また5時間とか話し込むのだけは勘弁してくれよ」
カロル : 「ホントだよ・・・・・・。ボクあの時退屈すぎて死ぬかと思ったよ」
リタ : 「何よ、男共は根性ないわね」
レイヴン : 「それっておっさんも含まれているわけ!?」
: 「レイヴンが一番根性ないじゃない」
レイヴン : 「いや、それはそうなんだけれども・・・・・・」
カロル : 「それ認めちゃうんだ・・・・・・」
: 「だったら文句言わない!」
レイヴン : 「はい・・・・・・」
56−2 横道
: 「フレンって案外後先考えずに動く人だったのね」
ユーリ : 「今更何言ってんだ。あんなの猪突猛進が服来て歩いているようなもんじゃないか」
ジュディス : 「もしヘラクレスがひっくり返ってしまったら、どうするつもりだったのかしら」
カロル : 「ひっくり返るって・・・・・・」
: 「大丈夫、私には浮き袋代わりがいるから」
ユーリ : 「代わりって・・・・・・誰のことだよ」
: 「もちろんユーリのことよ」
ユーリ : 「おいおい・・・・・・」
: 「あら、だってユーリならか弱い乙女の一人や二人、抱えて泳ぐ事ぐらいわけないでしょ?」
ユーリ : 「誰がか弱い乙女だって?」
: 「私よ、わ・た・し」
ユーリ : 「・・・・・・それにしたって、代わりなら他にもいるじゃねえか」
: 「えー。だって、リタとジュディスは女の子だし、カロルはちっちゃいし」
: 「ラピードは水苦手でしょ?レイヴンは・・・・・・」
レイヴン : 「ちょっと、何でそこで目そらすの!?」
: 「だってレイヴン途中で力尽きそうなんだもん」
レイヴン : 「馬鹿にしちゃいけないわよ。おっさんだってちゃんの一人ぐらい抱えて泳いでみせるわ」
: 「そう?じゃあ期待しとく」
カロル : 「・・・・・・誰も論点がずれている事には突っ込まないんだね・・・・・・」
ジュディス : 「これはこれで面白いからいいんじゃない?」
カロル : 「あ、そう・・・・・・」
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